事業内容

◇温泉の掘削

温泉 素材.jpg 温泉は、温泉法という法律によって定義されています。その定義は、

1.温度が摂氏25度以上

2.温泉成分が一定以上含まれていること

このどちらかに該当すれば温泉となります。

 

地面には地熱があり、地球の中心に向かって約100m深くなる毎に、平均的に温度は1度上昇します。

甲府の平均気温は14.7度ですから、地面の温度が15度だとすると、単純に1000m掘削をすると、地下の温度は約25度になります。

その深さに水があれば、自動的に温泉になる可能性があるのです。

ただし、温泉の数が多くなり、温泉枯れ等も起きてきており、既存の温泉を保護する目的から、新規の温泉掘削の許可はなかなかおりないのが現実です。

こうした状況がございますので、まずはお気軽にご相談いただきたく思います。

 

 

 

◇井戸の掘削

ポンプ 素材.jpg

上水道が整備されていない地域にお住いの皆様。

農業・漁業・工業・商業で多量の水を必要とされている皆様。

すべての場所に地下水が豊富にあるわけではありませんが、目的と必要な量によっては井戸が有効になる場所がたくさんあると思っています。

井戸堀りは、創業以来の経験と実績がございますので、水が欲しい場所がわかれば、掘削方法・深度・ポンプの種類等、必要なご相談におこたえすることができます。

お気軽にご相談ください。

 

 

 

◇既設井戸の維持管理

水 素材.jpg 井戸と一口に言っても、実はとても多様です。

地下水が高い場合には、1~2mの細くて短い鉄管を打込んだだけのものもあります。

多量に水が必要な個人(事業者)では、10cm~40cmの口径で10m~100m以上も掘削して、鉄管を設置している場合もあります。

水の出方でみるとこれもまた多様です。

地上の鉄管から勝手に自噴することもありますし、地上に簡単なポンプを設置して汲み上げられる場合もあります。

また、井戸の深い位置に水中ポンプを設置して汲み上げをしている場合もあります。

このように多様な井戸ですが、お客様にとって大切なことは、衛生的で安全な水が、常に欲しいだけ使えることだと思います。

これはとても当たり前のことですが、実は使用すればするほど、目詰まりします。

そして、徐々に汲み上げられる量が減っていく現実があるのです。

ポンプも使用を重ねるごとに、弁等が劣化し、性能が徐々に低くなります。また、井戸を掘った時点で水質検査を行い

衛生的で安全な水であることを確認できても、その後の環境の変化により、水質が悪く変化することがあります。

井戸をお使いのお客様は、水が出なくなるまで普通(正常)だと感じておられますし、水の味が変わる等の場合以外には、水質の変化にはほとんどお気づきになれないと思います。

こうした現実を踏まえ、山梨ボーリングは、定期的な点検・水質検査の実施を提案しています。

毎日使う大切な水が、出なくなって困ってしまう前に点検・検査。これが肝心です。

◇地質調査・地質解析

砂利 素材.jpg

地質調査

あなたが土地を購入し、そこに自宅を建てようとするときその土地がどういうところなのか調べるのではないでしょうか?

たとえば、通勤通学に便利だとか、ショッピングがしやすいとか、見晴らしが良いとか。

しかし、今例にあげたことはすべて地上の話です。地下のことについて気にする人は少ないかもしれません。

地質調査とは、その地下(地面の歴史)を調べることなのです。

 

具体的な方法は、その土地がどのような場所にあるかを実際に歩いて調べます。

土地の勾配、山・川からの距離、向き等ですが、実は見えていることだけではなく、今に至った過去を探ることが地質調査の最も重大な点になります。

大げさに言うと、現在を縦・横・高さでできている3次元と考えると、そこに時間軸を入れた4次元の目で調べるのが地質調査なのです。

 

 

ボーリング調査

歩いてみてわかることはたくさんありますが、それだけでは確実ではありません。

実際に地下がどのようになっているのかを調べるためにボーリング調査を実施します。

ボーリング調査を行うことで、その土地の歴史が明らかになります。

その結果から、建物を建てるために必要なこと(基礎の方法)がわかりますし、深さについてもわかってきます。

 

このように地質調査といっても、これで決まりというのはありません。

地質調査の専門家として皆様の近くにおりますので、どんなことでもご相談いただければ提供できる情報もございますし、調査のご提案もできると思います。

 

 

地質解析

地質調査がおわり、歩いて調べたこと(踏査結果)や、ボーリング結果がそろったところで、これらをもとに地質解析を行います。

 解析というと難しく聞こえますが、地質調査のところでも述べている通り今に至る過去がわかったうえで、今何が必要で将来的にはどのようなことが必要となるのかについて考えるのが解析です。

調査を行った場所の地形的な位置づけ(歴史)や確認された地層が示す意味を明らかにして地盤を区分し、それぞれの特性を解明します。

地盤の中にある地下水について、量や浸み込みやすさなどについてもわかることがあります。

また、この土地が将来にわたってどのように変化する可能性があるかなどについても検討を加えるのが地質解析です。

 斜面で発生する可能性がある災害に対してどのような工法を用いて対策を行うとよいか等について検討も行います。

地震時にどのような事態が想定されるのかなどについても検討を行います。

 

 

 

 

2024.11.17 Sunday